「男の子の育児は大変」「毎日ハラハラしてばっかり」と思う方は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんだった我が子が大きくなるにつれて、ヒヤッとする場面に出会う回数も増えてきます。
元気いっぱいな男の子に振り回され、毎日ヘトヘトになっているママ。「いつまでこんなに大変な時期が続くの?」と思いますよね。
そこで今回は「男の子育児でハラハラする場面」はどんなときか、「大変な時期はいつまで続くのか」についてお伝えしていきます。
男の子育児でハラハラする場面
男の子育児をしていると、毎日ハラハラする場面がたくさんあります。特に1歳を過ぎて自分の足で歩くことができるようになると、行動範囲が広がり常に目が離せません。
男の子育児でハラハラするのはどんな場面があるかご紹介していきます。
目を離したすきにいなくなる
男の子は、公園で遊んでいるときやスーパーで買い物をしているときなど、一瞬目を離したすきにいなくなりヒヤッとするときがあります。
子どもの身長は小さいので大人の目線だと視界に入らず、すぐに見つけられないこともありますよね。
歩けるようになると自らどんどん動きたがるようになり、成長するにつれて行動範囲が広がります。
常に子どもの姿を確認しておかないといけないため、一瞬も気が抜けずヘトヘトになってしまうママやパパも多いでしょう。
外にでた瞬間走りだす
ドアを開けて外にでた瞬間、走りだしたらとても危ないですよね。
外にでた解放感と嬉しさで、すぐに走りだそうとする男の子にハラハラすることも多いのではないでしょうか。
特に子どもは視界が大人より狭いこともあり、周りに気づきにくい傾向があります。
視界に入るさまざまなものに気を取られがちな男の子は、前を見ずに走ったり周りが見えていなかったりすることも多いでしょう。
人や周りのものにぶつからないか、転んでけがをしないかなど、ママやパパは常に気を張っていなければならないのです。
危ないことが大好き
危ないことが大好きな男の子も多いのではないでしょうか。
高いところからジャンプしたり、思いっきりおもちゃを投げたり振り回したりと、豪快に遊ぶ男の子はなかなか止められません。
「これをしたら危ない」「けがをするかも」よりも「楽しそう!」「やってみたい!」の気持ちが勝ってしまいます。
転んで痛い思いをしても、治ればすっかり忘れている・・・といったことも。
家のなかでもはしゃぎすぎて家具にぶつかりそうになることも多く、ママやパパは気が抜けませんよね。
小学校低学年までは大変
男の子は、小学校低学年くらいまでは体力的に大変な時期が続くかもしれません。
赤ちゃんのうちから動きが大きく、はいはいができるようになるとあっという間に家のなかを移動するくらい活発な子は、常に安全確認が欠かせません。
歩き始めるようになると自分のペースであちこちに行きたがるので、常に中腰で追いかけるのも大変です。
イヤイヤ期が始まれば自己主張も強くなり、公園からいつまでも家に帰れないといったことも。
3歳を過ぎるとさらに体力がつき、活発だった男の子はどんどんやんちゃになってきます。走るのも速くなって、追いかけても追いつけないといった場面もでてくるでしょう。
親と行動を共にすることが多い小学校低学年くらいまでは、成長に応じた男の子育児の大変さが続くのではないでしょうか。
ただ、子どもの性格や個々の活発さによっても男の子育児の大変さは変わってきます。
絵本やお絵描き、製作などの室内遊びが好きな男の子もいますし、個人差があると考えてくださいね。
男の子育児で必要なこと4つ
ここからは、男の子育児をするうえで必要なことを4つ紹介します。男の子育児ならではの大変さに、ママやパパがどう向きあうかのポイントを押さえましょう。
男の子に付き合う体力と気力
男の子ならではの体を使った遊びを一緒にする「体力」や、気になったことをやってみたい好奇心に付き合う「気力」が必要です。
元気いっぱいな男の子のエネルギーを発散させるためには、思いきり体を動かした遊びが欠かせません。
安全で伸び伸びと体を動かせる公園などに連れて行き、思いきり遊ばせてあげるようにしましょう。
力が付いてくるとママでは対応しきれないこともでてくるので、パパに活躍してもらえるとよいですね。
また、興味を持ったことにどんどん挑戦することで、新しい発見や学びにつながっていきます。
ママやパパはしっかり体調管理をして、子どもがやりたいことを危なくない範囲でやらせてあげる心構えを持つことが大切です。
何度も根気強く伝える
男の子に何かを伝えるときは、何度も根気強く繰り返す必要があります。
目の前の遊びに夢中になっていると、一度伝えただけでは男の子の耳に入っていないことも多いからです。
男の子には3回同じことを言ったら、ようやく1回聞こえているくらいの気持ちでいるとよいかもしれません。
「これはやってはいけない」といったことも、子どもの記憶に定着するまでには時間がかかります。
さまざまな場面において「何度同じことを言えばいいの」と思うことも多いですが、根気強く伝える気持ちを持って向きあうようにしましょう。
先に注意喚起してイメージさせる
後先考えずに突っ走っていく男の子には、先に注意喚起してイメージを持たせましょう。
前もって伝えることで、男の子が行動するうえで気を付けることをイメージしやすくなるからです。
「外にでたらママがいいよって言うまで待っていてね」「危ないから一度止まってね」など、男の子の行動を予測し伝えるようにします。
ママやパパは常に先を予測する必要があるため気を抜けませんが、活発な男の子の安全を守ることにつながるため、意識していけるとよいのではないでしょうか。
危なくない室内環境作り
家のなかでも元気いっぱいな男の子は、危なくない室内環境を作ることが大切です。
家具の角にはコーナーガードやクッション素材を活用し、ぶつかってもけがをしないようにしましょう。子どもが過ごす場所はなるべく広いスペースを確保し、大きく動き回ってもすぐ物にぶつからない環境を用意することをおすすめします。
危ないものは手の届かないところに置く、滑らないよう家の中では裸足で過ごすなど、安全に過ごせるよう配慮すると、ハラハラする気持ちも少し楽になりますよ。
筆者の体験談
我が家も男の子2人を育てていますが、特に大変だなと感じたのは1~4歳くらいの時期です。
1歳の時期は自分の足で歩きたがり、右往左往しながら道の真ん中を行ったり来たりするので、人や自転車にぶつからないか常にハラハラしていました。
道路のほうに行きそうになることも多いので、毎日が命がけです。常に子どもを見ているため、下ばかりに視線が行って首が痛くなることもありました。
2歳を過ぎるとだんだん走るのも速くなり、毎日後ろを追いかけては「危ないよ!」と子どもの体を押さえることも。
3歳を過ぎるとどんどんやんちゃさが増し、すぐに走りだす我が子に「前見てね!」「気を付けてね!」と、一瞬も気が抜けませんでした。
我が家では安全が見守れるようにリビングを遊び場所にしたり、動き回れるよう部屋の真ん中はスペースを広く作るようにしました。
外を歩くときは注意喚起したり、危ないことに関しては何度も伝えるようにしています。
男の子育児に「大変!」と感じることも多いですが、日々成長していく子どもとの時間を大切に過ごしていきたいと思っています。
まとめ
男の子育児でハラハラする場面や、大変な時期はいつまで続くのかについてお伝えしました。
1歳~小学校低学年くらいまでは、やんちゃで危なっかしい男の子の育児は大変と感じるママやパパが多いでしょう。
しかし、個々の性格や活発さによっても変わるため、それぞれ個人差があります。
たくさん外で体を動かしてエネルギーを発散させ、危ないことは先に注意喚起して何度も伝えるようにしましょう。
元気いっぱいな男の子が、安全に過ごせる室内環境を整えてみてくださいね。
活発な男の子育児が大変と感じているかたやヘトヘトになっているかたに、少しでも参考になれば幸いです。
コメント
Great content! Keep up the good work!
thank you! I will do my best!